お客様の声Voice

One Rice One Soup 株式会社
中東 篤志氏

日本人が日本食を忘れている時代に、
海外で日本の食文化を発信したい。

美味しいと感じるものは尊い。
人間が人間であるために必要。
おいしさへの追求。
先人への感謝。

京都鰹節はどういう会社ですか?担当者の案納さんはどういう人ですか?
それがわかる特徴的なエピソードがあれば教えてください。

京都鰹節は元気がある会社です。

当社を担当してくれている案納さんは、
いつも本当に元気があってお取引をしていてとても気持ちが良いです。
普通業者さんって淡々と納品をして帰って行かれる方も多いと思うんですよ。
ただし案納さんは、
飲食店を食材で支えたいという熱い思いからつい話に花が咲き、
一言喋ろうと思ったら1時間も経っていたみたいなことがよくあります(笑)

和食にとって出汁とはどういう存在ですか?
今後の出汁のさらなる可能性についてどんなことをお感じでしょうか?
出汁を使う時に、何か意識していることはありますか?

出汁は、和食だけではありません。

出汁は和食のイメージが強いので用途を和食に絞りがちですが、
実は洋食にも抜群に合います。
例えば、
ニンニクの代わりに出汁を使うことで味に奥深さが出たり、
まだ解明されていない出汁の可能性や発展性は無限にあると思っています。

いつでもどこでも鰹と昆布でもありません。
京都鰹節が取り扱っているように、
うるめ・アゴ・アジ・さば・めじかなどさまざまな出汁原料があります。
適材適所に出汁を使うことの重要性を発信したいです。

京都鰹節の出汁はどういう出汁でしょうか?
他社の出汁にない特徴などはありますか?

京都鰹節の出汁は、
「間違いのない」出汁です。

原料も個体差がありますし、
調合の仕方で出汁の味わいは本来とても変わってくるものだと思っています。
しかし、京都鰹節の出汁はいっつも「間違い」がないんです。
品質が安定している。
そういう安定感は安心や信頼につながっていますし、
本当はなんでも自分でやるのが好きなんですが、
うちの出汁は京都鰹節さんに完全に任せていますね。

中東さんにとって京都鰹節はどういう存在ですか?
中東さんはこれからどういう仕事をしていきたいとお考えですか?
それを達成するにはどんなことが必要でしょうか?

京都鰹節は私の夢を叶えるパートナーになってくれると信じています。

私は日本の食文化を海外に発信したいと思っています。
創業から8年目を迎えますがまだまだ長い道のりで、
もっと「仲間」を増やさないといけないと思っています。
「仲間」とは生産者、問屋、飲食店、消費者、みなさんが対象です。
希薄になってきた既存の関係者との深い関係性を取り戻し、
新たな関係者を増やし、
日本食の関係人口を増やしていくことが重要だと思っています。