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2023.12.16
お知らせ
昆布業界初の新商品「風熟成本利尻」とは?
利尻島で熟成された利尻昆布の衝撃
明治10年の創業以来弊社は極上の出汁をお客様にお届けしてきました。その中心を飾るのは風光明媚な北海道利尻島から届く利尻昆布です。新鮮な昆布を京都で数年の歳月をかけ、精魂込めて熟成させてまいりましたが、夏のある日、利尻の昆布漁師、小坂善一さんのもとを訪れ、島で熟成された昆布の出汁に衝撃を受けました。これまでに味わったどんな昆布出汁よりも、その味わいはまろやかでありながらも深いコクに満ちていたのです。「利尻島で昆布を保管し、風とともに熟成させる秘密がここにあるのかもしれない」と、私たちは確信しました。
昆布漁師との共同事業
通常、島の漁師は新物の昆布を全て売ってしまうので、島には昆布の在庫は残っていません。しかし、小坂さんは自身で「昆布蔵」を所有していました。小坂さんと意気投合した弊社社長志村は、その場で自社の昆布を小坂さんの「昆布蔵」に保管することに決めました。まさに最前線で昆布を取る漁師と消費者へのラストワンマイルを担う問屋が手を握った瞬間でした。「最高峰の昆布をお客様に届けたい」、両者の思いは同じです。
風熟成本利尻
この美しい利尻島で取れた昆布をそのまま最低3年間利尻の風に抱かせ、時間と共に熟成させた昆布の極致が「風熟成本利尻」です。3年寝かせた昆布はうま味成分であるグルタミン酸が何倍にも成長すると言われています。生まれも育ちも利尻である業界初「風熟成本利尻」を京都鰹節は自信を持って全国の美食愛好家のお客様に提供いたします。