MESSAGE代表メッセージ

京都鰹節株式会社 社長 志村 紘之
京都鰹節は明治10年の創業当時から鰹節屋です。
京都鰹節は、わかりやすい名前だと言われるように、
明治10年の創業当時から鰹節屋です。生の魚を加工するのではなく、
生産者が節にしたものを仕入れて販売してきました。
自社で削る加工をして、ブレンドをして、お客様のニーズに合った商品を
販売しています。お客様は飲食店や食品加工メーカーです。
「鰹節をやっているのなら昆布もないか」というお客様の要望で、
昆布の取り扱いもしているし、醤油・みりん・砂糖も取り扱いを始めて、
今ではあらゆる商品を取り扱っています。
ミシュラン星付きの飲食店や超有名な老舗にも。
弊社の顧客の中には、ミシュランで星を取るような飲食店や誰でも
聞いたことのあるような超有名な老舗もおります。
社員の中にはそのような有名店と取引できることを誇りに
感じている人も多く、中には顧客の社長に気に入られて、経営哲学など
普段では中々聞くことが出来ないことを教わっているようです。
働きやすさや働きがいを最重要視し、新しい事業に興味を持ってもらう環境を作る
京都鰹節は長く勤める人が多いです。家庭を持って、子育てをする人が多いです。
安定した働き方は非常に大事で、地元で働いて、家庭を持って、子供を大学まで育て上げることのできる環境は、今後も提供します。
とはいえ、能動的に働くことや、新しいことをする機会が少なくてはいけません。
弊社は入社3年目で営業所の所長を務めている社員や、入社10年目の42歳で営業トップの人材がいます。
若い方や勤務年数の少ない方でも、いきいき働いてもらって、成果を出している方がたくさんいます。
そういう人には、より権限や責任の重い職に就いてもらいます。新しい変化に対応していくために、
若い方や勤務年数の少ない方が実力を発揮できる環境は、これからも積極的に整備したいと思っています。
業界唯一の利尻島産地研修
顧客に商品を喜んでいただくため、またさらに商品への
自信を深めるために、産地を知ることは大事です。
鰹節を生の魚から節を作るところまでは生産者に任せていて、
昆布も、生の昆布を乾かしたものを仕入れています。
現地でどういう仕事をしているのかを見て、より理解が深まります。
そうして商品に詳しくなることが、お客様に使ってもらうためにも必要です。
そのために、産地研修は大事なことです。
京都鰹節では、2~3年目の社員を対象に業界では
唯一利尻島の敏腕漁師と連携し、産地研修を実施しています。
朝3時に昆布を一緒に干す経験は、一生忘れないことでしょう。